okometaberune

なんてことのない日々

20180221

ちょっと用事があって、隣の駅まで朝イチで向かった。用事を済まして河原町へ。BALの地下、丸善で静岡のガイド本を読んだ。静岡って遠いんだなぁ。新幹線なら速いけど、なかなかお金がかかる。3月に行こうと思ってるんだけど、これはいろいろと考えないといけないな、と思った。未知なる静岡。ハンバーグの名店「さわやか」に行くことだけは決まっている。美味しいもの、食べたいもんね。ひと通りガイド本を読み終わって、文芸書の辺りをうろうろしていたら、岡村靖幸の『Will you marry me?』が目にとまった。結婚したことのない岡村靖幸が、結婚観について結婚とは何かをインタビューしたもの。これだ!と思って、すぐにレジに並んだ。ときどき、心がキュン!というかざわつくというか、直感的に読まなきゃいけないな、という本に出会う。こういうときは少しお値段が高くても買うべき。出会えて良かったな。私はお腹がすいて、カフェに向かった。

ごはんを食べて烏丸で用事を済ませて、家に帰った。デパートで買った、コッペパン専門店の小倉マーガリンコッペを晩ごはん前に食べてしまった。甘くて、背徳感に満ちた味がした。もちろん晩ごはんもきちんと食べた。これじゃあ、痩せるはずないよなぁ。つくづく私は私に甘い。

岡村靖幸の『Will you marry me?』が本当に面白い。興味深い話ばかりというか。まだ4分の1くらいしか読めていないけれど、わくわくする。私はわりと最近まで法律婚じゃなくても構わないな、と思っていた。法律婚はとにかく(私にとっては)面倒で、手続きだったり相手側の親族と関わらなくてはいけなかったり。法律婚のメリットってなんだろう?なんで事実婚じゃだめなのかな?と考えていた。結婚して幸せそうな友人達を見て素敵だなと思ったことに嘘はないし、法律婚を否定してるわけではなくて、純粋な「なぜ」だった。調べてみると、事実婚法律婚に大きな違いはない。税金面のデメリットが事実婚にはあるけれど、どちらにも同等の権利があって公的なサービスも受けられる。あとはなんとなく、法律婚は自分が縛られるような感覚があった。事実婚のほうが身軽で。そんな軽い考えで事実婚がいいなぁと思ってたけれど、最近は将来もし結婚することがあれば、法律婚にしようと思うようになった。案外、人の考えって変わるもんだね。考えが変わった理由は単純で、相手がもし重篤な病気になった時、最期を看取れないから。親族と認められない限りは、面会できない。愛してる人の最期に立ち会えないのは悲しい。

というわけで、あっさりと私は法律婚派になった。今はまだ事実婚は少ないし、なんとなく事実婚が許容されづらい社会のような気がする。近い将来、結婚の形は人それぞれなんだってことがこの国に浸透していけばいいな。そうなりますように。決して簡単じゃないってことはわかってるけれど。

久しぶりに長々と書いたら疲れてしまった。文章を書くのって、体力がいる。今日ははやめに眠りたい。